栗です。
さて今回は『PRODUCTRACKER』という商材について取り上げたいと思います。
●概要
『PRODUCTRACKER』とは、メルカリ・ヤフオクなどのフリマサイトで出品している商品を
在庫管理・売上・分析などができるツールです。
●費用について
商材の販売価格です。
月額2,980円(税込)
初月無料(30日間)
サブスク制で2980円ですか…果たしてそれだけの価値があるのか、見ていきましょう。
●特定商取引法に基づく表記
販売者名 | 田原芙雪 |
---|---|
住所 | 東京都三鷹市井口2-13-3 |
電話番号 | 090-9304-8841 |
メールアドレス | info@productracker.net |
お支払い方法 | クレジットカード |
上記の特商法は主なものを一部抜粋して掲載しています。
特商法とは
特商法とは、消費者の利益を守るための法律です。
電話勧誘販売、通信販売、連鎖販売取引などのトラブルが生じやすい商取引においては、
販売者情報(主に事業者名、責任者、所在地、連絡先)を表記することが義務付けられています。
一般的に、特定商取引法に基づく表記を無視する業者は法的な怠慢を示し、
信頼性に欠けると見なされます。
特定商取引法における表記をあいまいにすることは、悪意を持った業者が行う手法の1つなので、よく確認する必要があります。
●所在地
掲載されている住所をもとに、GoogleMAPで検索してみました。
どう見ても一軒家ないかーい
●「田原芙雪」とは
「田原芙雪」について、調査してみました。読み方は、「たはらふゆき」です。
同姓同名で物販についての情報発信をしているnoteとブログがありました。
この方がやっている会社で、NEXT(twitterリンク)という会社があり、そこの指導者として名を連ねているこちらとこちらの方が、販売サイトで口コミを寄せていますね。どちらもTwitterのアイコンと、販売サイト口コミの画像が同じ画像です。口コミを書いている人間が身内という証拠ですね。
会社のリンクはこちらです。
自身のことをマーケター/プロモーターと紹介していることや、ブログの内容を見ると、せどりそのものよりも、情報発信でビジネスをしている人と思われます。
●『PRODUCTRACKER』の機能
-
-
- 在庫リスト作成
- 仕入れ先・販路マスタ設定
- 在庫管理
- 機能管理
- 分析機能
- ファイル一括登録、一括修正
- 同一商品の在庫数チェック
- ワンクリック移動
- 検索機能
-
こちらが販売サイトで紹介されている機能一覧です。
・・・
操作紹介動画も見てみましたが、在庫リストなど、手入力する必要があります。
各サイトをクローリングして自分の商品だけ自動でピックアップしてくれません。
手入力ならExcelで事足りるのでは?というのが正直な印象です。
Amazon以外で、という内容ですが、紹介動画では仕入れ先にAmazonが登録されています。
ツールの仕様から見ても、手動登録ですから、Amazonに非対応、というのは明らかにおかしいです。「Amazon以外」といっているのは、マーケティングの一環でしょう。
(Amazon関連ツールであやしいものがたくさんありますからね)
●評判・評価・口コミ
参考にできる評判を何点か抜粋してみました。
・月額制でありランニングコストがかかる
・管理ツールであるため稼げるわけではない
・現在、物販を実施していて在庫管理で困っている人が使用
管理ツールを導入するには必要な機能が搭載されているのが重要です。
多種多様な高性能ツールは非常に立派に見えますが、必要のないパターンがよく
あります。
そして不具合が発生した場合に、きちんとサポート体制が確立されているかです。
チャット・電話対応がないと不自由でしょう。
特に必要のないツールかと思います。
そして月額制なので初心者がツールを購入して活用するにはコストがかかり厳しいでしょう。
●『PRODUCTRACKER』のまとめ
当ブログの結論として、
『PRODUCTRACKER』は
推奨はできません。
まず、片手間でせどりをやっているような人には絶対にお勧めできません。毎月のコストを支払うことができず、赤字を垂れ流すだけです。不要です。
そして、もし私が、現在せどりで利益を出していて、商品管理に悩んでいたとしても、このツールは導入しません。これまで見てきた通り、このツールは手入力がメインです。今までExcelなどで管理していたものが、こちらに移るだけで毎月3000円程のコストを払うメリットを感じません。
実際に使用した口コミなどもネット上では見られず、販売サイト上では身内にツールを使用させ、ほめるようなコメントを残していることからも、このツールの使用感はだいぶ低く見積もっています。
以上の理由から、おすすめすることはできません。
以上、最後まで見ていただき、ありがとうございます。
ではまた。
栗